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過度な自慢話や虚勢は自己愛性人格障害かもしれません
自己愛性人格障害とは
別名自己愛性パーソナリティ障害とも呼ばれる人格障害の一種です。
人は誰でも、自分自身が一番重要で、大切にしたいと思っています。
しかし、自己愛性人格障害の人は、一般的な人が自分に対して思う自己愛が強すぎてしまうのです。
このように聞くと、ただ自分過剰に愛しているだけだと思われがちですが、原因はありのままの自分を愛せないというものが大きくあるようです。
自分に強いコンプレックスや不安、劣等感があるため、それを覆い隠そうと、無意識のうちに人とは違う自分、人とは違う才能を持った自分を作り上げることにより強いコンプレックスや不安、劣等感から解消されようとするのです。
人から褒められたり、評価されたりすると強い優越感を覚えるため、自慢話をしたり、虚勢を張ったりしてしまうのです。
逆に批判されると劣等感が表面化し、小さな批判も受け入れることができません
過剰に自慢をしてくる人は自己愛性人格障害かも
自慢話を頻繁にし、虚勢を張るというのも自己愛性人格障害の大きな特徴のひとつです。
多かれ少なかれ、自分に特別に良いことがあったら、人に話すことはあります。
たまにそのような軽い自慢話をお互いいして、喜びを共感するということで良好なコミュニケーションをとることができます。
話も膨らみ、お互いに良い気分になります。
しかし、自己愛性人格障害の人の場合、自慢をすることが一般的な人よりも多くみられます。
聞いている側からすれば「また始まった」とうんざりしたり、その自慢が本当に起こったことなのか疑り深くなったりします。
話す相手を抑えることはできないので、とても苦痛ではありますが、聞く側がある程度受け流すことが必要です。
関わりあいを断ってもかまわない相手であれば、断ってもよいでしょう。
自己愛性人格障害の人は、褒められると気分が良くなるので、適度に褒めることも自慢を止めさせる効果があるようです。
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