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自己愛性人格障害は大げさな嘘が特徴的
嘘の種類で見抜く自己愛性人格障害
自己愛性人格障害を抱える人物に多い特徴の一つが、嘘をつくことです。それも明らかにバレるような内容が多く、とても見栄っ張りに見えます。しかし会話の中で、冗談でウソをつくことは一般の方でも珍しくありません。お互いにそれが冗談だとわかるのは、言い方などでわかるものです。
では、そのウソが自己愛性人格障害特有のものだと見抜くにはどうしたら良いのでしょうか。それはどれだけ誇張されているかです。その年齢や時代には不自然で大げさ過ぎる経歴や、体験を数多く言うなら自己愛性人格障害を疑ったほうが良いでしょう。それも真剣な顔をして言うならその傾向が強くなります。
こういった人達は、理想の人物になりきるため、また他人の関心を集めるためなら、大げさなウソも平気でつくのが特徴的です。その裏には人に言えない強いコンプレックスが隠れています。
嘘を否定することは危険です
自己愛性人格障害と見られる人物の嘘があまりに大げさで、聞き続けるのはうんざりという方も多いでしょう。聞き流すのが一番ですが、それも疲れる時は、仕事や用事を理由に席を外すと良いでしょう。ここで注意したいのは、自己愛性人格障害を抱える人物は虚栄心が強く、人に否定されることを嫌うことです。こういった人物にウソを指摘したり笑い者にしたりすると、プライドが傷ついて復讐されかねません。
自分は特別な人物であるという誇大妄想も強いことが多いので、相手を見下す発言をすることもあります。もし上司が自己愛性人格障害の傾向がある場合、パワーハラスメントという形で部下に不愉快な思いをさせることもあります。この場合は人事部や本社など、第三者に相談すると良いでしょう。また恋愛面では自信の強さから、相手が断るわけがないと、ストーカーになるのも特徴的です。尾行や脅迫があったらすぐに警察に相談しましょう。
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