自己愛性人格障害者の真のニーズは取り巻きの献身

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自己愛性人格障害者の真のニーズは取り巻きの献身

自己愛性人格障害者は少数の取り巻きを作る

自己愛性人格障害の人が最も好む人間関係はあくまでも自分が主で、従となってくれる少数の取り巻きを作ることです。けして誰とも対等に付き合うことは出来ませんし、したいとも思いません。常に自分は上の立場に立ち、下にいる人間を見下し支配し、王様のように振る舞うことで安心感を得ることが出来、心のバランスも保てるのです。

 

しかし1人でも多くの取り巻きが欲しい訳ではなく、あくまでも少人数でいわば家族的な関係でこそ安心出来るのです。それは取り巻きになる人間が自分なりに信頼出来る相手である必要があり、元々人に対してオープンに自分を見せられたり人間そのものが好きなタイプではないため、自分に対して献身的に接してくれる取り巻き選びはかなり難しく、最低限の数でニーズを満たしたいという欲求を持っています。

 

自己愛性人格障害者の真のニーズとは

対等に友情や愛情を育む中でいろんなことを楽しんだりすることの出来ない自己愛性人格障害者が他者に最も求めるもの、真のニーズとはズバリ「自分への献身」です。

 

どれほど罵倒しようが、自分に比べて相手が劣っていることをその度に突き付けようが、それでも自分のことを嫌わず自分の元を離れずに自分の言うことをよく聞いてくれて望むことをしてくれ、自分が本当に素晴らしい人間であることを口にしてくれたり尊敬しあがめてくれる。この関係性が何よりも安定剤となって仕事をする上での活力ともなるのです。

 

この関係性を持続させるためには、取り巻きの要求に応えてあげることもままあります。たとえば何か欲しがっている物があれば買ってあげたり、旅行に連れていってあげたりなど一見優しい面も見せて彼らがけして裏切らないように工作するのです。

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