自己愛性人格障害の人は、取り巻きを作ることで居場所を確保する

スポンサーリンク

自己愛性人格障害の人は、取り巻きを作ることで居場所を確保する

対等な人間関係を構築できない

自己愛性人格障害の人は、強い劣等感やコンプレックスを持つため、賞賛や愛情を受けている時だけ安心することができます。

 

ターゲットを定めては貶め、攻撃して孤立させ、一方的に傷つけて自信を奪い、自分に従わせることによって優越感を得ないと、自分を保つ事ができません。

 

このため自分を肯定化するためには、他者が必要になります。

 

ターゲットは、弱者のほか、自分より才能を持っていたり、周りからの評価が高い身近な人を選ぶ傾向があり、非常に嫉妬深い面も持ち合わせます。

 

結果、付き合うのは、自分を尊敬してくれる人と、貶す事ができる人の2種類に分かれます。

 

取り巻きとなる人間を従えて、安全な居場所を確保しているので、一見周りが賑やかに見えますが、当然のことながら対等な人間関係を築く事はできないので、長い付き合いの友達ができません。

 

些細な否定にも耐えられないので、側にはイエスマンしか置かない

自己愛性人格障害の人は、自分より褒められている・認められている人を、自分の存在を脅かす敵と捉えます。そして、自分が一番と感じられる好都合な居場所を作るために、取り巻きを側に置きたがります。当然、取り巻きとする人の特徴とは、自分を否定せず、格下かつ無能で、賞賛してくれる人です。そういった人を嗅ぎ分けて近づき、自分に忠誠心を持たせて、言いなりにできる関係を築きます。

 

常に意のままになる人物を置いておかないと、不安であるからです。自分が批判される事に耐えられない為にイエスマンだけを周りに置きますが、その関係が壊れそうになった場合は早々に逃げ出します。後輩などと好んでつるむほか、女性と交際する場合にも同じ事を求め、不要になれば切り捨てます。
防衛心がとにかく強いのが特徴です。

スポンサーリンク


関連ページ

称賛を好む
突然無関心になったり共感力に欠ける
タイプと周囲との関係性
他人との比較にこだわる
病気・障害の一種
虚言癖があり、称賛を期待する
誇大自己
成功を夢想する
華々しい成功を収めた誇大な自己像を抱く
周囲に特別扱いを求める
精神のバランスが崩れ、生活に支障をきたす
究極の成功に没頭する
批判に対する反応
低い自己評価と他人への過度の関心
慢性的な羨望を強く求める傾向がある
敗北感から人を批判せずにいられない
憤怒と抑うつについて
相手の利用価値を見る
どうして治療が困難なのか
顔つきに見られる特徴とは
誇大な感覚はありもしない才能の誇張
限りない成功にとらわれている面がある
謝らない理由について
特権意識とその期待について
対人関係の中で他人を利用する
他人の気持ちには無関心で共感が欠如
他人に嫉妬しやすく、他人が自分に嫉妬していると思う
弱い自分自身の心から避難している
不遇の天才と信じ込み妄想の中で王のように君臨する
第一印象は魅力的なことも多い
他者を自分に奉仕する人だととらえる
大げさな嘘が特徴的
女性の特徴について
男性の特徴とは
不都合な事実があっても正当化する
神経質と八つ当たり傾向
ミスを発端とする行動
過去の栄光や自慢が口癖
部下や同僚に上から目線でものを言いがち
無関心型の特徴
敏感型の特徴
軽度の場合には治療が可能か?
過保護による無自覚タイプ
誇大なる自尊心を守る過剰警戒タイプ
誇大妄想の種類によって2つのタイプがある
真のニーズは取り巻きの献身
イエスマンに囲まれたお山の大将が多い
能力があって注目されたいという願望を持つ
不正行為と自己評価について
初対面では魅力的に見える
淋しがり屋で仲間外れを恐れる
マザコンで執着心が強い
過度な自慢話や虚勢
ヒステリックでいつも機嫌が悪いように見える
支配的欲求が強く、暴力で支配する
記憶障害と妄想
解離性健忘と空想の世界について
空想の症状
自分を特別と勘違いする
権力を求め続ける
強力な劣等感
高い自尊心
内気で謙虚を装う
良心に欠けている点が目立つ
支配的な人格
特別な子ども時代の体験
親や周囲の人からの評価を異常に気にする