自己愛性人格障害のタイプと周囲との関係性

スポンサーリンク

自己愛性人格障害のタイプと周囲との関係性

自己愛性人格障害の人は2つのタイプがあると言われている

  1. 無自覚・無関心型: 他社から称賛されることを強く望みます。自分が注目の的であることも強く望み、自己中心性が強いです。他者への気配りができず、傲慢で不遜な態度を取り続けます。
  2. 過剰警戒型: 周囲を過剰に気にするタイプです。他社の目に自分がどう映っているかを過剰に気にします。そのため、注目の的になることを避け、内向的です。

人からのちょっとしたネガティブな発言や態度にも傷つけられたと感じることが多いです。

 

一見両極端に見える症状ですが、根底にあるのは、強すぎる自己愛の延長にしか他者をとらえられない症状とされています。物事を柔軟に見ることができずに、常に白か黒かという思考や価値観を持っています。そして、多くの人が自己愛性人格障害という自覚がないと言われています。

 

自己愛性人格障害の人と周囲との関係性

自己愛性人格障害の人は、自分が得たい結果を得るために人を利用すると考えられています。

 

利用した人に心から感謝することができず、物のように扱う、人が自分に何かしてくれることは当たり前だと思っていると考えられています。

 

他者に対する共感性が欠けており、人の痛み、苦しみ、人の努力を理解する気持ちが持てません。

 

次第に、周囲の人は自分を利用していると感じ始め、離れていってしまいます。

 

周囲が対応する際には、他人と優劣をつけたり、直接的な批判を避けることが大切です。かといって、自己愛性人格障害の人が発言した、悪口や愚痴に共感してしまうと、依存されてしまう恐れがあるので、否定せずに、やんわりとかわす話術を身に着けることが必要です。

 

相手の嫌な側面を否定せず、良い面を褒めてあげることもその場をうまく収束するには必要なことでしょう。

スポンサーリンク


関連ページ

称賛を好む
突然無関心になったり共感力に欠ける
他人との比較にこだわる
病気・障害の一種
虚言癖があり、称賛を期待する
誇大自己
成功を夢想する
華々しい成功を収めた誇大な自己像を抱く
周囲に特別扱いを求める
精神のバランスが崩れ、生活に支障をきたす
究極の成功に没頭する
批判に対する反応
低い自己評価と他人への過度の関心
慢性的な羨望を強く求める傾向がある
敗北感から人を批判せずにいられない
憤怒と抑うつについて
相手の利用価値を見る
どうして治療が困難なのか
顔つきに見られる特徴とは
誇大な感覚はありもしない才能の誇張
限りない成功にとらわれている面がある
謝らない理由について
特権意識とその期待について
対人関係の中で他人を利用する
他人の気持ちには無関心で共感が欠如
他人に嫉妬しやすく、他人が自分に嫉妬していると思う
弱い自分自身の心から避難している
不遇の天才と信じ込み妄想の中で王のように君臨する
第一印象は魅力的なことも多い
他者を自分に奉仕する人だととらえる
大げさな嘘が特徴的
女性の特徴について
男性の特徴とは
不都合な事実があっても正当化する
神経質と八つ当たり傾向
ミスを発端とする行動
過去の栄光や自慢が口癖
部下や同僚に上から目線でものを言いがち
無関心型の特徴
敏感型の特徴
軽度の場合には治療が可能か?
過保護による無自覚タイプ
誇大なる自尊心を守る過剰警戒タイプ
誇大妄想の種類によって2つのタイプがある
取り巻きを作ることで居場所を確保する
真のニーズは取り巻きの献身
イエスマンに囲まれたお山の大将が多い
能力があって注目されたいという願望を持つ
不正行為と自己評価について
初対面では魅力的に見える
淋しがり屋で仲間外れを恐れる
マザコンで執着心が強い
過度な自慢話や虚勢
ヒステリックでいつも機嫌が悪いように見える
支配的欲求が強く、暴力で支配する
記憶障害と妄想
解離性健忘と空想の世界について
空想の症状
自分を特別と勘違いする
権力を求め続ける
強力な劣等感
高い自尊心
内気で謙虚を装う
良心に欠けている点が目立つ
支配的な人格
特別な子ども時代の体験
親や周囲の人からの評価を異常に気にする