誇大自己な自己愛性人格障害、あるいは自己愛性パーソナリティ障害

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誇大自己な自己愛性人格障害、あるいは自己愛性パーソナリティ障害

自己愛性人格障害とは「自己愛性パーソナリティ障害」とも呼ばれる精神疾患

現代社会で労働の問題として持ち上がる精神的な暴力や攻撃である「モラルハラスメント」、略して「モラハラ」の加害者の多くが自己愛性人格障害であるといわれています。

 

この精神疾患を持つ人間は「自分は特別な存在だ」という肥大した誇大自己を持っており、過剰な賞賛や特別扱いを他人に求めます。しかし逆に他人の扱いに対しては無頓着になり、それどころか自分より優れた存在がいると病的なまでに攻撃します。これは対人関係の区別を敵か味方か、どちらかでしか判断していないためです。

 

それほどまでに自分を特別視しているのに強い劣等感のせいで日頃から苛立っている点や常に不安に苛まれている点、さらに他人の目を気にする点など偏った特徴があるのは心の底にある「自分は無価値」というコンプレックスのせいだと言われています。

 

自己愛性人格障害、もとい自己愛性パーソナリティ障害の人の対処法

対処法は簡単です。誇大自己、つまり自己愛を利用して錯覚させて味方だと認識されることです。

 

自己愛性人格障害の人間は基本的に他人を敵とみなしています。

 

そこからさらに「敵」と「味方」に区別がされ、「敵」とみなした他人には執拗なまでに攻撃的な態度をします。しかし「味方」とみなした他人は同一人物かと疑ってしまうほど尊重するのです。これは「敵」は自分にとって賞賛を奪う脅威であり、「味方」は自分を称えてくれる側だという基準をしているためです。

 

そのため、とにかく自己愛性人格障害を賞賛し、共感したり聞き手になったりなど衝突を避けることをおすすめします。

 

義務や道理などの常識や一般論が通用しない相手の独特な価値観を刺激せず、適切に対応すればトラブルは起こりません。

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