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他人に嫉妬しやすく、他人が自分に嫉妬していると思う自己愛性人格障害
自己愛性人格障害とは
自己愛性人格障害の人は、他人に比べ自分のほうが優れている、自分は特別な存在と思い込む特徴があります。そのせいか、自分が他者から、特別扱いされないと、納得しません。
それでいて、自分自身には自信が持てず、強いコンプレックスにさいなまれています。
だからこそ、自分が他人より優れていることをひけらかし、尊大な態度を取ります。そのため、常に自分の自慢話をし、他人が賞賛してくれるのを待っています。また、他人が自分に嫉妬していると思いやすいところもあります。
もし、自分よりすぐれているものにぶつかると、すぐに他人に嫉妬します。相手が優れていることが、受け入れられないのです。他人の手柄は自分のものにしようとします。
よくナルシストと比べられますが、ナルシストの場合は、対人トラブルが少ないのが特徴です。この障害者は、何かと他人との間に問題が生じやすい傾向にあります。
自己愛性人格障害の原因
原因については、いろいろなことが言われていますが、正確なところはわかっていません。主に挙げられるのは、幼少期のころに親からの愛情が不足していた、愛情はあったものの、偏った愛情だったとか、生まれながらのものだとか、神経伝達物質の不足などです。
愛情に関していえば、親が子供に関心がなく、何か特別なことをして、気を引くしかない場合など、本来の姿を変えなければ、愛されない、といったことが原因になることがあります。
神経伝達物質では、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンの不足が原因とされています。
いずれにせよ、この障害者が自分を特別視したら、決してバカにせず、そのまま受け入れてあげましょう。また、他人に嫉妬しないように、こちらで目立った行動をつつしみ、他人が自分に嫉妬していると思い込んでいたら、言下に否定せず、軽く相手を立ててあげましょう。
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