他人に嫉妬しやすく、他人が自分に嫉妬していると思う自己愛性人格障害

スポンサーリンク

他人に嫉妬しやすく、他人が自分に嫉妬していると思う自己愛性人格障害

自己愛性人格障害とは

自己愛性人格障害の人は、他人に比べ自分のほうが優れている、自分は特別な存在と思い込む特徴があります。そのせいか、自分が他者から、特別扱いされないと、納得しません。

 

それでいて、自分自身には自信が持てず、強いコンプレックスにさいなまれています。

 

だからこそ、自分が他人より優れていることをひけらかし、尊大な態度を取ります。そのため、常に自分の自慢話をし、他人が賞賛してくれるのを待っています。また、他人が自分に嫉妬していると思いやすいところもあります。

 

もし、自分よりすぐれているものにぶつかると、すぐに他人に嫉妬します。相手が優れていることが、受け入れられないのです。他人の手柄は自分のものにしようとします。

 

よくナルシストと比べられますが、ナルシストの場合は、対人トラブルが少ないのが特徴です。この障害者は、何かと他人との間に問題が生じやすい傾向にあります。

 

自己愛性人格障害の原因

原因については、いろいろなことが言われていますが、正確なところはわかっていません。主に挙げられるのは、幼少期のころに親からの愛情が不足していた、愛情はあったものの、偏った愛情だったとか、生まれながらのものだとか、神経伝達物質の不足などです。

 

愛情に関していえば、親が子供に関心がなく、何か特別なことをして、気を引くしかない場合など、本来の姿を変えなければ、愛されない、といったことが原因になることがあります。

 

神経伝達物質では、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンの不足が原因とされています。

 

いずれにせよ、この障害者が自分を特別視したら、決してバカにせず、そのまま受け入れてあげましょう。また、他人に嫉妬しないように、こちらで目立った行動をつつしみ、他人が自分に嫉妬していると思い込んでいたら、言下に否定せず、軽く相手を立ててあげましょう。

スポンサーリンク


関連ページ

称賛を好む
突然無関心になったり共感力に欠ける
タイプと周囲との関係性
他人との比較にこだわる
病気・障害の一種
虚言癖があり、称賛を期待する
誇大自己
成功を夢想する
華々しい成功を収めた誇大な自己像を抱く
周囲に特別扱いを求める
精神のバランスが崩れ、生活に支障をきたす
究極の成功に没頭する
批判に対する反応
低い自己評価と他人への過度の関心
慢性的な羨望を強く求める傾向がある
敗北感から人を批判せずにいられない
憤怒と抑うつについて
相手の利用価値を見る
どうして治療が困難なのか
顔つきに見られる特徴とは
誇大な感覚はありもしない才能の誇張
限りない成功にとらわれている面がある
謝らない理由について
特権意識とその期待について
対人関係の中で他人を利用する
他人の気持ちには無関心で共感が欠如
弱い自分自身の心から避難している
不遇の天才と信じ込み妄想の中で王のように君臨する
第一印象は魅力的なことも多い
他者を自分に奉仕する人だととらえる
大げさな嘘が特徴的
女性の特徴について
男性の特徴とは
不都合な事実があっても正当化する
神経質と八つ当たり傾向
ミスを発端とする行動
過去の栄光や自慢が口癖
部下や同僚に上から目線でものを言いがち
無関心型の特徴
敏感型の特徴
軽度の場合には治療が可能か?
過保護による無自覚タイプ
誇大なる自尊心を守る過剰警戒タイプ
誇大妄想の種類によって2つのタイプがある
取り巻きを作ることで居場所を確保する
真のニーズは取り巻きの献身
イエスマンに囲まれたお山の大将が多い
能力があって注目されたいという願望を持つ
不正行為と自己評価について
初対面では魅力的に見える
淋しがり屋で仲間外れを恐れる
マザコンで執着心が強い
過度な自慢話や虚勢
ヒステリックでいつも機嫌が悪いように見える
支配的欲求が強く、暴力で支配する
記憶障害と妄想
解離性健忘と空想の世界について
空想の症状
自分を特別と勘違いする
権力を求め続ける
強力な劣等感
高い自尊心
内気で謙虚を装う
良心に欠けている点が目立つ
支配的な人格
特別な子ども時代の体験
親や周囲の人からの評価を異常に気にする