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ミスを発端とする自己愛性人格障害の行動
自分に甘く他人に厳しい
自己愛性人格障害の人は、自分のミスは笑って流すのに、人のミスは厳しくとがめることがよくあります。どのような心理なのかというと、まず、自分が引き起こしたトラブルをごまかすのは、自分にとってはどうでもいいことである、あるいは誰かがカバーすればいいと投げ出すからです。
やってしまったことは仕方がない、多分どうにかなるだろうと楽観的に考えることもよくあります。自分がしでかしたことによって、誰かが苦労することになっても、申し訳ないという気持ちを抱くことはあまりありません。というのは、他人が自分ために行動するのは当たり前だと考えているからです。
一方、他人が引き起こしたトラブルで、自分に火の粉がかかると烈火のごとく怒り出します。自分にまったくかかわらないトラブルであれば寛容で、相手を慰めることも珍しくありません。
王様や女王様のような立ち振る舞い
自己愛性人格障害の人が、自分のミスで特定の誰かに迷惑をかけた場合、その人に対して表面的な謝罪で済ませようとするのは、相手の気持ちをくみ取る能力があまりないからです。自分のミスによって自分が傷ついた場合は、周囲の人間が尻ぬぐいをし、さらに自分を慰めるのが当然だと考えることもよくあります。
つまり、一介の会社員や学生といった立場でも、男性であれば王様のような、女性であれば女王様のような立ち振る舞いをしやすいということになるでしょう。
もし、自己愛性人格障害の人の行動によって、トラブルに巻き込まれた場合は、こういう人間だから仕方がないと割り切ってトラブル処理に付き合うか、あるいは黙って距離を置くか、二つに一つの対応を求められます。謝罪を要求するのはかなり無意味な行動になるでしょう。というのは、形式だけのものになるか、あるいは逆恨みをされて攻撃対象になるからです。
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