自己愛性人格障害は支配的欲求が強く、暴力で支配する

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自己愛性人格障害は支配的欲求が強く、暴力で支配する

ありのままの自分を愛せない自己愛性人格障害

自己愛性人格障害の人はありのままの自分を愛することができず、優越的で素晴らしく特別な存在でなければならないと考えています。弱者に対しては容赦なく言葉や暴力で支配し、その強い支配的欲求は最大の特徴であるとも言えます。

 

相手は対等な人というよりもコントロールする物というイメージが強く、絶対的に服従させるために暴力をふるうのですが、ターゲットになる人は長い期間洗脳され続けますので、支配されているという意識がないまま自分に悪いところがあると思い込んでしまいます。

 

閉鎖された空間で行われることが多いので、外側から見つけるのは困難です。自分で気付ければ良いのですが、自己愛性人格障害の人は巧妙にコントロールしていますので、他人から指摘されて初めて気付く人が多いようです。

 

支配することで満足感を得る自己愛性人格障害

自己愛性人格障害の人は、支配することで満足感を得ます。暴力はその一つの手段であり、自己の優越性への欲求を満たすための歪んだ行為であり、異様なまでに強い支配的欲求を表すものでもあります。

 

支配的欲求により、全てのことにおいて自分の欲求が優先されますので、相手がどう思っていようが関係ありません。つまり、相手の人格を無視した行為を平気で行えるのが自己愛性人格障害であり、セクシャルハラスメントやDVといった行為を起こしやすくなっています。

 

家庭内で自己愛性人格障害の被害にあうと、とても深刻です。被害が周囲からは分かりにくいので、少しずつエスカレートしていって命に関わるようなことにまで発展してしまいます。万が一に被害にあったら、一日でも早く逃げることが大切です。

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