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自己愛性人格障害の症状:権力を求め続ける
権力を求め続ける症状とは
自己愛性人格障害の人たちは自分の事を特別な存在と認識しており、その力を誇示する傾向があります。ですがその裏には本当は自分に対して自信を持つ事ができないという部分もあり、その弱さを隠すために自分自身を大きく見せようとしているのです。
そして自分を誇示するためには権力が必要だと考えており、そのために他者を圧倒する事ができる権力を求め続けると言う傾向が見られます。そうする事によって他人に馬鹿にされない自分自身を演じる事ができるようになりますし、相手を思い通りにする事ができるので自分の地位が脅かされることがないという安心感を得る事ができるのです。
ですがそのために他者を省みない行動を取ってしまったり傲慢な態度を取ってしまう事が問題となっており、それによってさらに症状を悪化させてしまうと言う事も珍しくないとされています。
権力を求め続ける自己愛性人格障害の人への対処
このように権力を求め続ける症状や行動を取る自己愛性人格障害を持っている人の場合、その権力を否定したり与えない事によって余計に不安になってしまうため状態が悪化してしまうと言う可能性があります。だからと言って求められるままに権力を与えたとしてもそれに見合った実力は持っていないため、余計にトラブルを引き起こしてしまうと言う場合も考えられます。
そのため対処法としては、敢えて相手を賞賛する事によって本人が持っている権力を認めるということにあります。そうすることによって賞賛の言葉が本人の中では非常に重みを持ち始めるのでそれ以上の権力を求めなくなりますし、味方をしてくれる人の声に耳を傾けるようになります。なので否定的に権力を認めないのではなく、本人が求めている自分自身への自信に繋がるように促す事が重要になってきます。
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