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イエスマンに囲まれたお山の大将が多い自己愛性人格障害
自分を評価してくれる人を集める
自己愛性人格障害の人は他者との優位性にこだわりますので、自分を評価して褒めてくれる人を好みます。周囲はいつの間にかイエスマンが集まり、誰も非難したり否定したりしませんのでお山の大将になりがちです。お山の大将になると余計に自尊心が強くなって、自分の言動が常に正しいと思い込んでしまいますので、自己愛性人格障害の特徴がより強く出るようになります。
そうすると、それまでは問題なくついてきていた人であっても急に違和感を感じ始め、これ以上は一緒に居られないと離れていってしまう人も出てきます。
これが自己愛性人格障害が安定した人間性を築けない原因になっており、自分側には全く原因がないと本気で思いこんでいますので厄介です。否定する相手が間違っているというのが、一般的な彼らの考え方です。
いつの間にか取り巻きに入ってしまうことも
自己愛性人格障害の人は少しクセが強いので、慎重な人は最初の頃に違和感を感じて深く関わることを拒むケースもあります。しかし、何らかの違和感を持っていてもいつの間にかイエスマンの一人になってしまうことがあり、そういった流れが彼らを益々お山の大将にしてしまいます。
疑っていたはずなのに取り込まれてしまう原因は、自己愛性人格障害の口のうまさにあります。通常の当たり障りのない関係である場合、彼らは非常に魅力的に映り、もっと親しくなりたいと思わせることが多いものです。ですから、自己愛性人格障害について知っていなければ、いつの間にか取り込まれてしまうのも仕方のないことです。
ターゲットにされない限りは豊富な知識と巧妙な語り口で楽しませてくれることも多いのですが、ひとたびターゲットになってしまえば状況は一変します。
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