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過剰な賛美を求める事は自己愛性人格障害の診断基準の一つ
過剰な賛美を求める自己愛性人格障害
自己愛性人格障害の診断基準の一つに周囲からの賞賛が励みになるかどうかというのがあります。
誰しも人から誉められれば嬉しいものですが自己愛性人格障害の人の場合、過剰な賛美を求める傾向にあります。自分は特別な存在である、人とは違うので誉められて当然である、むしろ回りは自分を誉めるために存在しているとさえ思ってしまう事も多く賛美をくれない人とは付き合いたがりません。
例え自分の為を思い、親切な忠告をしてくれる相手であっても自分を批判的にみてる、嫉妬されてると思い込んで遠ざけ耳さわりの良いことを言ってくるだけの人を大切に扱ったりもします。
馬鹿にされたり体面が傷つけられたと思うと耐えきれず怒りを露にしたり激昂したりします。激昂するだけにとどまらず報復しようとさえ考えることもあります。
過剰な賛美を求める自己愛性人格障害の人との付きあい方
ほとんどの自己愛性人格障害は治療をすれば治ると言われています。診断基準に当てはまるのであれば本人と家族が協力していくことが大切です。
自己愛性人格障害の人は他人の気持ちを思いやれないのが特徴の一つでもあるので家族が傷ついてしまうこともありますが言動に動揺せず一貫した対応をするということを本人と家族のルール作りを話し合って決めていきます。
家族全員が問題意識を持ちお互いに批判的にならず共感から始めることが大切です。
医師や専門家のアドバイスを受けながら対応することで不毛な言い争いをせず傷付かずにすみます。職場で付き合っていく場合は親しくなりすぎず距離がおけるようであれば一定の距離を保つことが必要です。部下であっても人前で怒鳴り付けてしまったりしないようにすることも職場を円滑に保つためには大切なことです。
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