自己愛性人格障害かどうかをセルフチェックするための診断ポイント

スポンサーリンク

自己愛性人格障害かどうかをセルフチェックするための診断ポイント

自己診断で断定するのは難しいが疑いを持つことは可能

ある人が精神障害かどうかを判断するのはプロの精神科医でも難しいことです。しかし、どういった特徴があればその可能性が高いということは、セルフチェックなどである程度わかります。適切に診断できれば、他人と大きなトラブルを起こす前に病院で治療を行うことができます。

 

では、自分が自己愛性人格障害か否かというセルフチェックは、どのような特徴で判断することができるのでしょうか。まず、自分がいいことだと思って実行したことに対して、反発を受けた回数がどれぐらいあるのかを考えてみるといいでしょう。インターネット上の活動も含みます。

 

覚えている限り、10回以上あるという場合は要注意です。よかれと思ったことに対して反発されるというのは、他人の気持ちを考えずに自分のやりたいことをやってしまうということとイコールです。これは、自己愛性人格障害の特徴の一つです。

 

自己愛性人格障害の人によくある行動と感情

次にプライドを傷つけられたと感じて、相手に対して激怒したり、あるいは悔しくてたまらなくなったという経験がどれぐらいあるのかを振り返ってみましょう。これも、多ければ多いほど、自己愛性人格障害の疑いが出てきます。

 

普通の人でもプライドを傷つけられれば怒りますが、自己愛の強い人の場合、ほかの人からすればなぜ怒り出しのかわからないという状況で激怒することが多いです。これは自己愛憤怒と呼ばれる現象で、本人の中では明確な理由が存在しています。

 

また、相手の反応が自分の期待通りではないと気に入らない、あるいは友人や気になる異性を、自分が書いたシナリオに強引にはめ込もうとするという性格だという場合も自己愛が強いといえます。他人をコントロール下に置きたがるというのは自己愛性人格障害の大きな特徴です。

スポンサーリンク