自己愛性人格障害の男女の人格は、良心に欠けている点が目立つ

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自己愛性人格障害の男女の人格は、良心に欠けている点が目立つ

可視化されない人格障害のリスク

最近では世間一般でも耳にする事が増えてきた自己愛性人格障害という障害ですが、いわゆる身体障害とは違い、他人の目からは一見すると分からない問題です。そのため、実は職場の上司や部下が自己愛性人格障害にも関わらず、その事実に気づかずに接してしまっている方々が少なくありません。

 

人格障害全般に言える事ですが、可視化されない障害なため、障害を抱える本人とその周囲の人々がそのリスクに気が付かず、いわゆる本人の気質だと解釈されています。

 

また自己愛性人格障害の特徴として、良心に欠けている言動や行動が多いです。普通の人であれば、仮に心で思っていたとして、当人を前にして急に悪口を言う事はありません。一方で自己愛性人格障害の方々の中には、良心の働きが障害によって弱いため、感じた事をそのまま抑制されず、言動に表してしまう方々が多いです。

 

極端に自分本位な性質

有り体に言ってしまうと、自己愛性人格障害の男女はかなりのエゴイストな気質となります。いわゆる自己中心的な考えをしやすく、自分の欲求を満たすためなら、他人がどうなっても良い、といった発想で言動や行動が決められてしまっています。

 

ただ、ある程度のエゴは普通の人々の心にもあります。自己愛性人格障害との境界線はやはり良心に欠けているか、欠けていないか、という点にあります。

 

人格障害では無い人々のわがままは言わば一過性のものです。またわがままを言った後は自分の言動や行動を反省する事ができ、迷惑をかけた相手には真摯に謝罪する事が出来ます。一方で自己愛性人格障害の男女は常にエゴイストな気質であり、そもそも謝罪をする発想が無く、自分の行動や言動が相手に迷惑をかけている事が自覚出来ません。

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