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無関心型に分類される自己愛性人格障害の特徴
自己愛性人格障害の２つのタイプ
良い評価を得たい、良い人だと思われたいと考えるのは普通のことです。一般的な考え方では、そのために努力をして、自分を磨いていくことで理想の自分に近づいていきます。しかし自己愛性人格障害の人は、異なる方法でそれを実現します。
自己愛性人格障害には大きく分けて２つのタイプがあります。他人の手柄を横取りしたり、発言することだけで理想の自分に近づけようとするタイプと他人の目に敏感で、人と関わらずに自分を隠し通すタイプです。
前者が他人の目を気にせずに思いのまま振る舞うので無関心型、後者が人の目で気にしすぎて常にアンテナを張っている敏感型と言います。
これらのタイプは対照的ですが、根本にあるのはありのままの自分を無価値な存在であると思っていて、自分を隠しておきたいと言う特徴に共通点があります。
一般的に周囲に対して影響を与えるのは無関心型に分類される方です。
無関心型の特徴
自己愛性人格障害のうち無関心型のタイプは、他人への接し方が高圧的です。自分を良く見せるために他人を使うため、パワハラの加害者になる傾向があります。また、他人の成果を横取りすることで自分を良く見せるような行動も見られます。
他人の反応には無関心なので、自分のしていることが受け入れられているかどうかは気にしません。自分が賞賛を浴びて、特別な存在だと自分自身で思えることが重要であって、本当はどう見られているかは考えない自己陶酔する傾向があります。
自分を高めることができない場合には、他人のミスを追求し、自分よりも劣っていると主張することで対比させて自分を良く見せようとします。その個人のことを知らない、関わりの薄い人には理想的な人物であると勘違いされます。
接し方としては、距離を置いてなるべく関わらないようにすることです。
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