スポンサーリンク
能力があって注目されたいという願望を持つ自己愛性人格障害
一見華やかで人目を引く存在
自己愛性人格障害の人は自信に満ち溢れています。自分の言葉や行動には絶対的な自信を持ち、しかも能力も持ち合わせている人が多いので、一見すると華やかで目立つ存在です。華やかな人には注目が集まりますが、自己愛性人格障害の人は注目されたいという願望を持っていますので、願ったり叶ったりの状況だと言えます。
ただし、能力はあっても心の根っこの部分ではありのままの自分を受け入れることができずに問題を抱えていますので、自分の置かれた状況によって態度や言うことがコロコロ変わることも少なくありません。そのような様子を見て離れていってしまう人もいますが、自分を否定したり非難した人は自己愛性人格障害の人の中で敵とみなされ、急に攻撃的な態度を取られるようになります。会社組織などでは退職に追い込まれることもあります。
注目されなくなると特徴が強く出るように
自己愛性人格障害の人の本質が段々と分かって周囲の人が距離を置き始めると、段々と孤独を感じるようになります。自分の能力においては絶対的な自信を持っていますので注目されなくなるような状況を受け入れることができず、理解できない周囲が悪いという思考に落ち着きます。
それでも注目されたい願望は無くなりませんので、派手なアクションを起こしたり自分に起こった出来事を大げさに話したりして注目を浴びようとしますが、一度本質を見抜いた人たちからは見向きもされませんのでターゲットは新たに知り合った人たちへと移行することが多いようです。
実際に知り合うと非常に気を使う相手なのですが、魅力的な部分も多く持ち合わせていますので騙されてしまう人が多く、後から関わってしまったことを後悔します。
スポンサーリンク
関連ページ
- 称賛を好む
- 突然無関心になったり共感力に欠ける
- タイプと周囲との関係性
- 他人との比較にこだわる
- 病気・障害の一種
- 虚言癖があり、称賛を期待する
- 誇大自己
- 成功を夢想する
- 華々しい成功を収めた誇大な自己像を抱く
- 周囲に特別扱いを求める
- 精神のバランスが崩れ、生活に支障をきたす
- 究極の成功に没頭する
- 批判に対する反応
- 低い自己評価と他人への過度の関心
- 慢性的な羨望を強く求める傾向がある
- 敗北感から人を批判せずにいられない
- 憤怒と抑うつについて
- 相手の利用価値を見る
- どうして治療が困難なのか
- 顔つきに見られる特徴とは
- 誇大な感覚はありもしない才能の誇張
- 限りない成功にとらわれている面がある
- 謝らない理由について
- 特権意識とその期待について
- 対人関係の中で他人を利用する
- 他人の気持ちには無関心で共感が欠如
- 他人に嫉妬しやすく、他人が自分に嫉妬していると思う
- 弱い自分自身の心から避難している
- 不遇の天才と信じ込み妄想の中で王のように君臨する
- 第一印象は魅力的なことも多い
- 他者を自分に奉仕する人だととらえる
- 大げさな嘘が特徴的
- 女性の特徴について
- 男性の特徴とは
- 不都合な事実があっても正当化する
- 神経質と八つ当たり傾向
- ミスを発端とする行動
- 過去の栄光や自慢が口癖
- 部下や同僚に上から目線でものを言いがち
- 無関心型の特徴
- 敏感型の特徴
- 軽度の場合には治療が可能か?
- 過保護による無自覚タイプ
- 誇大なる自尊心を守る過剰警戒タイプ
- 誇大妄想の種類によって2つのタイプがある
- 取り巻きを作ることで居場所を確保する
- 真のニーズは取り巻きの献身
- イエスマンに囲まれたお山の大将が多い
- 不正行為と自己評価について
- 初対面では魅力的に見える
- 淋しがり屋で仲間外れを恐れる
- マザコンで執着心が強い
- 過度な自慢話や虚勢
- ヒステリックでいつも機嫌が悪いように見える
- 支配的欲求が強く、暴力で支配する
- 記憶障害と妄想
- 解離性健忘と空想の世界について
- 空想の症状
- 自分を特別と勘違いする
- 権力を求め続ける
- 強力な劣等感
- 高い自尊心
- 内気で謙虚を装う
- 良心に欠けている点が目立つ
- 支配的な人格
- 特別な子ども時代の体験
- 親や周囲の人からの評価を異常に気にする