自己愛性人格障害の方は親や周囲の人からの評価を異常に気にする

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自己愛性人格障害の方は親や周囲の人からの評価を異常に気にする

自己愛性人格障害の患者さんは親や周囲の人からの評価に敏感

自己愛性人格障害の方は親や周囲の人からの評価に異常に敏感です。

 

それは「認められ不安」という症状です。

 

誰しも少しは誰かに認められたいという自己顕示欲というものがありますが、彼らの自己顕示欲は逸脱しています。いつも認めてもらえないと気が済まないのです。

 

その理由に、家族から十分に自分を認めてもらえなかったという強い孤独感を感じている場合があるのです。それは周りの人からの評価にも繋がります。

 

周りがいくら彼らを褒めても、彼らはそれを信用しません。嘘をついているのではないかと疑うのです。強い自己否定が、他人の認識を歪めてしまうのです。

 

このような特徴がありますので、人間関係に支障をきたしてしまうことがあります。その場合、修復不可能な関係に陥っている場合も少なくありません。

 

自己愛性人格障害の方が親や周囲の人からの評価をきちんと受け止めるには

自己愛性人格障害の方は強い自己否定感に悩まされています。それは、私たちの感じるそれよりもはるかに大きいものであることを知っておかなければなりません。

 

彼らは尊大な行動を取る一方で非常に傷つきやすい心を持っているので、何気なく口にした言葉が彼らを傷つけ、逆恨みしてしまうというリスクを防ぐためにも重要です。

 

彼らを信用させるには、並大抵の努力では不可能です。専門家の知識を借りて、一年から五年単位の長い時間をかけて、ゆっくり心を開かせる必要があります。

 

その時、両親や周囲の人は彼らを認めていること、決して馬鹿にはしていないこと、愛しているが故に口うるさくいうことを何度も教えましょう。彼らは自分の誇大妄想に囚われて、周囲の愛情に気付けなかっただけなのです。

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