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モラハラの加害者になりやすい自己愛性人格障害
なぜ自己愛性人格障害の人はモラハラしやすいのか
自己愛性人格障害を持つ人はモラハラの加害者になりやすいです。モラハラとはモラルハラスメントの略で、被害者に対してモラルを説きながら行う精神的な攻撃を指します。しかし、加害者が説くモラルは、しばしば論理的に破綻していることが少なくありません。たとえば、加害者自身がミスをしたとき、そのミスの原因はそもそも被害者にあるとして、なぜ人のミスを誘発するような行動を取るのかと強く責め立てたりします。
被害者側は何度もいわれているうちに、いつしか本当に加害者のいうとおりであると感じてしまい、服従させられてしまうのです。
自己愛性人格障害の人は、自分の判断はいつも正しいと思っていますし、周囲がすべて自分の思い通りに行動しないと嫌な気分になります。そのため、自分の思惑から逸脱している人を攻撃して支配し、心の安定を図るのです。
自己愛性人格障害の人から精神的な攻撃を受けた場合の対応
では、自己愛性人格障害が疑われる人に攻撃された場合、どのような立ち振る舞いをするのがいいのでしょうか。まず、共通の上司がいる場合は必ずその人に相談しましょう。もし、メールなど客観的な証拠があれば、それを提出すると理解してもらいやすいですし、ボイスレコーダーでいわれたことを録音しておくのもいいでしょう。なぜこうした証拠が必要になるのかというと、自己愛性人格障害の人は誰に対してもモラハラ行為を行っているわけではないからです。
ほかの人から見れば、普通の人、感じのいい人という評価を得ていることも多く、こんなひどいことをいわれたと訴えても信じてもらえないことがあります。
上司に訴えたら、お互いに直接仕事をすることがないよう、引き離してもらうというのも一つの方法です。というのは、モラハラはしばしば人間的な相性によって引き起こされることがあるからです。
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