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なぜ自己愛性人格障害の人は対人関係のトラブルを引き起こすのか
自己愛性人格障害を抱えている人が引き起こすトラブル
自己愛性人格障害を抱えている人は、ある種の生きづらさを感じている場合が少なくありません。その生きづらさの要因の一つに対人関係でトラブルを起こしやすいということが挙げられます。では、具体的にどのようなもめ事を起こしてしまうのでしょうか。
まず、時間や約束を守らないということが挙げられます。なぜ、自己愛性人格障害の人は決めごとを守らない傾向にあるのかというと、自分の判断やこだわりをもっとも大切にするからです。約束の時間が近づいてきてもあまり乗り気ではない場合は、そのままドタキャンすることも珍しくありません。当然、そういったことが何度も続けば、約束した人と言い合いになりますし、事前に約束をしてプライベートで会おうという人は激減するので社会的に孤立してしまうのです。
相手の立場で考えることで生きづらさを解消できる可能性がある
次に他人の判断を見下すことが問題になることもあります。たとえば、自己愛性人格生涯の人が一度考えたものの、いい案ではないと破棄したものを唱えてくる人がいた場合、自分がだめだと思ったものをいいと考えているような人という見方をしてしまうので、徹底的にやり込めたり、あるいは馬鹿にすることになるのです。
自己愛性人格障害の人は、基本的に自分が考えていることが、もっとも優れた考えであるとまじめに思っているので、そのこだわりの強さが対人関係ではトラブルを引き起こす要因となります。
もし、自分の考えがうまくいかなかった場合も、それは自分考えが劣っているからではなく、周囲が協力しないのが悪いといった風に考えるので険悪な雰囲気を作りやすいのです。
こうした生きづらさを解消するためには、もし自分が相手の立場だったらということを考えて行動する、そして、相手の考え方を尊重するということが大切になってきます。
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