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友人付き合いもできない、自己愛性人格障害の苦悩
唯一無二の存在、自己愛性人格障害とは
自己愛性人格障害、それは自分を愛すことができず自分は特別な存在と思いこむ病気です。世間でいうモラハラの原因は、これにあります。性格が歪んでいるため、やる事成す事自分は絶対だという自己顕示欲を見せつけます。劣等感を隠すための、悲しい手段です。
過去に何らかの体験をし、その体験から感情の受け取り方を間違えたまま成長します。やがて大人になり、病気が浮き彫りになります。誰の責任でもない、望まなくして発症してしまう悲しい現実です。
誰もいない、周りへの怒りと寂しさ
この病気の恐ろしさは、孤立することです。自分を理解することができず、相手も理解することができない傾向があります。そんな人に、寄り付かないのは当然です。まともな付き合いができず、自分を必要以上にアピールする人は面倒に感じます。
このタイプの人間は、友人の捉え方が極端です。損か得か、敵か味方かで相手を決めます。友人はあくまで引き立て役、つまり自分を褒めてくれる人物です。周りにヨイショしてくれる人がいたら、誰だって好感を持ちます。
しかし、このタイプの人間は異常です。少しでも不満があれば、その人を敵と見なし容赦なく攻撃します。理解してくれない人は、邪魔者と同じです。そうして人がいなくなり、周りへの怒りだけが残ります。けれど、同時に寂しさを覚えます。
自己愛性人格障害とは、愛情の飢えです。自分を愛せない以上、他の誰かに愛してもらおうと必死に叫びます。その表現がエスカレートし、間違った方向に力を注ぎ込みます。本当は、寂しがり屋の甘えん坊です。子供のころの欲求を、大人になって叶えようとした結果がこれです。この病気を治すには、愛を注ぐほか方法はないです。
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