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自己愛性人格障害で子供への介入の過剰型は虐待に注意
相手をコントロールしようとする自己愛性人格障害
相手を自分の意のままにコントロールしようとする自己愛性人格障害のターゲットは、自分よりも弱い相手が主です。ですから、家庭内では子供が被害にあうことも多く、閉鎖された空間の中でいじめとも言える行為が続いていきます。
行動のパターンとしては介入の過剰型と言うことができ、少しでも気に入らないことがあると子供の人格そのものを否定したり、厳しく叱りつけたり、暴力をふるうこともあります。行動においてあらかじめ決められている部分も多く、自由になる部分はほとんどありません。家庭内で行われていることですので誰の目にも留まらないケースが多く、人格が形成されていく段階で歪んだ思考が出来上がってしまいます。
その結果、後々自己愛性人格障害の親と同じような振る舞いをするようになります。
虐待につながるケースも
介入の過剰型の自己愛性人格障害の人は、子供に対して常に高いハードルのノルマを課します。それがクリアできないと激しい攻撃を受けることも多いのですが、かばえる人間は家庭内の人しかいません。しかし、強いコントロール下におかれている家族も恐怖心がありますので、強く否定することができません。疑問を持っていても、嵐が去れば元の状態に戻ると信じてやり過ごしてしまいます。
子供がターゲットの場合には虐待に発展することも多いので、悲惨な結果が引き起こされることもあります。自己愛性人格障害の人は虐待を行っている自覚は全く無く、しつけをしていると本気で信じ込んでいます。しかし、その行為は誰から見ても虐待ですのでしばしば指摘されますが、そうすると自分の考えを否定されたと思い、指摘してくれた相手を攻撃するようになります。そのため、解決まで至らないケースが多いのです。
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