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自己愛性人格障害は加齢とともに症状が悪化する
加齢による影響
自己愛性人格障害は、自分のことを特別視し、他者のことを見下すようになるという特徴があります。これは、普通の自分と言うものを受け入れることが出来ないため、自身に本来の能力以上のものがあるという思い込みのもと、行動を取るという事があります。
そのため、他者からの批判に対しては、非常に強い拒否感を感じることがあります。自己愛性人格障害は加齢とともに症状が悪化すると言われています。
その理由としては、年齢を重ねるごとに自己肯定感が増加することにより、普通の自分というものを受け入れることが出来にくくなるということが考えられます。
自己愛性人格障害の起源は幼い頃の状況が影響していると言われており、人格形成時にはそのような傾向が既にあらわれているため、自分が自己愛性人格障害であるということすら認識することが難しく、治療を行っても、思ったような効果を得ることは簡単ではないと言えます。
自覚症状について
自己愛性人格障害の特徴として、他者を自分の敵か味方かの2つに分けるということがあります。敵と判断した場合には、その人の事を排除しようする場合もあります。
このような極端な考え方は、自己愛性人格障害以外の人には理解し難いものではありますが、本人にはそれが間違った考えであるということを理解することは出来ません。
また、間違っていると指摘した人については、敵と判断するため、自分の周りから排除しようとしますので、間違っているという事を知るチャンスはなくなります。そのため、自覚症状があることが珍しく、治療を開始することすら困難であると言えます。自覚症状がある場合には、努力次第で治す事が出来る場合もあります。
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