現実問題への対応が苦手な自己愛性人格障害の人

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現実問題への対応が苦手な自己愛性人格障害の人

実務的な処理がうまくできない

自己愛性人格障害の人は、現実問題に対応するのが苦手なことが多いです。具体的にはどのようなものかというと、たとえば金銭の管理が挙げられます。

 

そのときの自分の感情を最優先する傾向があるので、たとえば、手元に10万円持っていて、近々、そのうち5万円が必要になるということがわかっていても、その日に10万円で買いたいものがあったら購入してしまったりします。そして、5万円が必要になったら、購入したものを質入れしたり、あるいは売却するなどして作ります。

 

また、学生時代には宿題をこなすことができなかった人も多いです。やはり、遊びたいとか一日ごろごろしていたいといった感情を優先するので、計画を立てて宿題を処理していくということができないからです。

 

実務の処理が苦手というのは、学生時代であればなんとかなりますが、大人になると借金問題や、仕事が納期に間に合わないなど苦労することになります。

 

ITを問題解決のサポートツールにする

では、自己愛性人格障害の自覚があり、現実問題への対処が苦手という場合、どのようにして克服すればいいのでしょうか。

 

一番いいのは、パソコンやスマートフォンを利用してスケジュールを組むという方法でしょう。たとえば、給料をどのようにして使うのか考える場合、家計簿ソフトなどを利用して、絶対に必要な生活費を書きだしていくわけです。そして、余ったお金を自由に使えるお金と考えるようにすれば、気持ちを最優先してお金を使っていき、頻繁に足りなくなるという事態を避けることができるでしょう。

 

また、予定に間に合わない、あるいは約束の時間を守れないという場合は、スケジューラーやカレンダーソフトを用いて綿密な計画を立てましょう。

 

自己愛性人格障害の人は、ほかにも精神的な問題を抱えていることが多く、たとえば部屋の片づけが苦手という人もいますが、そういった問題はパソコンで同様の人の解決策を読むなどして対応にあたるといいです。

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