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自己愛性人格障害には1人でいられないことや自分に愛情を注ぐ傾向がある
孤独が何より耐えられない
寂しがりな人なら世の中にも沢山いますが、自己愛性人格障害者にとっては少しの孤独が死活問題になります。自分は特別で誰からも愛されるべきだと思っているため、その現実を受け入れることができないのです。そのため基本的にどんなときでも1人でいられないという特徴があります。
ところが多くの自己愛性人格障害者は、自らの人間性で孤独を招いている事実もあります。つまりは必然的にそうなっていると言っても過言ではありません。ですから結果として、自分で自分に愛情を注ぐ傾向も強くなるのでしょう。行き過ぎた自己愛は、やがて周りを巻き込むようになります。
自分から離れていった人たちを敵対視することもあるため、自己愛性人格障害者と一旦関わると縁の切り方が大変とも言われるのです。もし接していて限界を感じることがあれば、多少強引にでも関係を消滅させるくらいの強い気持ちを持ちましょう。
自分への愛し方は様々
特徴だけを聞くと非常に抵抗感のある自己愛性人格障害ですが、中には症状を自覚して必死に闘っている人もいます。1人でいられない自分を変えようと、自ら他者との関わりを断つこともあるのです。それを反映するかのように、自分に愛情を注ぐ方法も多種多様です。
一般的に自己愛性人格障害者にとっての自己愛は、自己防衛と表裏一体とされています。誰かに攻撃的になったり嘘を平気でつけるのもその影響でしょう。ですが症状と闘っている人にとっての自己愛とは、自己認知である場合が多いのです。これは特別感や優越感への願望を満たすものではなく、現実的な視点から自分を認めてあげるものです。
こうした行動ができる人は自分で寂しさを埋められる期待が持てるため、他者に強引に関わろうとはしません。自己愛性人格障害の克服には直結しなくても、結果として周りに嫌な思いをさせることも少なくなるわけです。こんな風に何とかしようと頑張っている人のことも、決して忘れてはいけません。
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