自己愛性人格障害の人の薬物乱用傾向について

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自己愛性人格障害の人の薬物乱用傾向について

自己愛性人格障害の原因と特徴

自己愛性人格障害は、自分が常に一番であり、他者の気持ちを考えることはありません。愛情というものが存在しない人間なのです。その原因は、遺伝的なものと、幼少期の親の愛情不足にあります。自分を認めてもらえなかったことや、自分を承認してもらえなかったことで、自分で自己肯定するようになるのです。

 

常に自分を一番に置いておくために、周りには自分を褒めたたえる取り巻きや、自分よりすべてのことに関して劣る恋人を置いておく傾向があります。そうして、素晴らしい自分を保っているのです。しかし、うまくいかないこともあります。自分への批判や反論には激しく怒りを表し、冷酷な方法で反撃をしたりもします。しかし、ひとたび自分の弱さをしるきっかけがあると精神的に弱ります。

 

自己愛性人格障害は、自分の弱さから逃れるために薬物乱用する傾向があります。

 

精神を病むことが多いため薬物乱用に走りやすい

自己愛性人格障害は、自分が特別な存在であり、他者は利用できる道具にすぎないという思いを常に持っていて、他者にも気持ちが存在することは理解していません。そのため、自分の存在が一番でない状況になることに非常に苦痛を感じます。時には攻撃性を持って相手をなじったり、暴力をふるって感情をあらわにすることさえあります。

 

しかし、常に欲しいと思う賞賛は簡単には手に入りません。いびつな自己愛と現実のギャップを感じた時に、精神的なダメージは相当なものになります。そして、現実逃避のために薬物乱用をする傾向にあります。うつ病を発生することもあるのです。

 

自己愛性人格障害の人は、自分のプライドを守るために常に身構え、神経をすり減らしているので、精神を病むことが多いのが特徴です。そして、薬物乱用に走ることが多いのです。

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