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自己愛性人格障害の人は強い自己愛から引きこもりになることも
大きなトラブルから周囲の人が離れると立ち直れずに引きこもる
自己愛性人格障害の人は、若い頃は対人関係でトラブルはありながらも、社会的に一定の地位を築くことが珍しくありません。人と違う、特別な自分にプライドを感じていて、それを演出するために努力することがあるからです。ただ、自己愛が過ぎるゆえに、取り返しのつかないようなトラブルを起こしてしまうと、そこからうまく立ち直れずに引きこもりになってしまうこともあります。
立ち直れない要因として挙げられるのは、自信の喪失に加え周囲の助けを得られないということが挙げられます。自己愛性人格障害の人は、時として、自分のミスは不可抗力である、あるいは他人のせいで自分に責任はないという風に振る舞いますが、迷惑をかけられた人がそういった姿を見て離れていってしまうと、社会的に孤立して自力での立ち直りが難しくなってしまうのです。
挫折した自己愛性人格障害の人を引きこもりから立ち直らせるためには
では、自己愛性人格障害の人が挫折から引きこもりになった場合、その状況からどのようにして抜け出せばいいのでしょうか。
まず、自己愛を抱えたままだと社会に出てもすぐにトラブルを起こす可能性があるので、自己愛性人格障害であるという自覚を持ち、治療を行うことが重要になってくるでしょう。ただ、自己愛の強い人に「あなたは自己愛性人格障害かもしれないのでカウンセリングをしてもらおう」と進言したとしても、簡単に従ってくれるとは限りません。病気というレッテルを貼られて猛然と反発してくる可能性も大きいです。
なので、現在の状況を冷静に分析させて、「なぜトラブルを起こしたのか」「なぜ周囲の人は離れていってしまったのか」ということを冷静に分析させて、もしかしたら自分に問題があったのかもしれないと思わせるというのが第一歩になります。
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