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自己愛性人格障害との共依存は負の連鎖を生み出す
自己愛性人格障害から逃れられない共依存
自己愛性人格障害の人から激しい攻撃を受け、人格を否定されるような言葉を発せられても自分からは離れられない人がいます。極端な例では暴力を振るわれて命の危険を感じたとしても逃げられないケースがあります。
このような人たちの中には、恐怖心から逃げられないケースだけでなく、人に頼ってコントロールされることで自我を保つケースがあります。
自己愛性人格障害の人達は他者を上手くコントロールしようとしますので、上手い具合に共依存の関係が出来上がってしまうのです。そうなると負の連鎖が生まれ、より抜け出すのが困難になります。元々利用されていることに気付けないケース、利用されていることに気づいていても目を背けているケースでは脱出するのが難しいので、最悪の組み合わせと言えそうです。
共依存から抜け出すために
自己愛性人格障害の人にコントロールされる生活は、辛くて苦しい気持ちもあるがどこか心地良さもあるという場合には注意が必要です。既に負の連鎖が生まれて、自分からは抜け出せない心理状態に陥っている可能性があります。
共依存に陥る人は自分の考え方の歪みにも注目しなければなりません。なぜ一般的には受け入れがたい自己愛性人格障害のことを受け入れてしまうのか、一緒にいなければならないと考えてしまうのかに目を向けることが重要です。
その原因の中には目を背けたい過去もあるかも知れませんが、きちんと向き合わないとずっと自己愛性人格障害の人のターゲットにされる生活が続いてしまいます。せっかく離れることができても、自分の中にある支配されて安定したい欲求が無くならない限りはリスクは減らすことができません。
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