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家族の過剰な甘やかしが自己愛性人格障害の原因と考えられている
幼少期から望むものを与えられすぎると
幼少期から成長する時期に過保護に溺愛されると、周りの人は自分に何でもしてくれるのがあたりまえだという思考回路が形成されていきます。歪な形で本人の内に存在し続ける自分は周囲とは違う特別な存在と本気で思い込む特徴は、この誇大自己です。
通常であれば、成功を夢見るとき、人は努力します。彼らは、幼少期に望むものを家族から次々と与えられてきています。望むものは思うだけで手に入ることを繰り返してきているので、努力しなくても成功という結果も手に入ると思う思考回路になっています。
こうして、自己愛性人格障害の特徴である過剰な自信にあふれ、特別な自分にふさわしい誇大な成功をいつも夢見ているという面が形成されます。当然それは叶いませんのでいつも自分の行為を誇大して吹聴するという行動に繋がります。傷つくことに耐える経験をしないで過ごすことにより、忍耐力や自己統制能力が養われないまま打たれ弱い人格となっていきます。
適切な母子分離が必要
1歳半から3歳頃までの間に母子分離と呼ばれるプロセスを経て、人は成長します。この時期は母親が子供を見守り、その欲求を程よく満たしつつ、徐々に自分の手から離していきます。この時期が早すぎても遅すぎても心の成長過程にとって問題であり、3歳以降の誇大自己と呼ばれる段階へ進んだ際に問題が出てくるとされています。
誇大自己は誰もが通過する幼児期の成長プロセスで、この時期に子供は万能感をもち周囲から称賛されることで、自己肯定管を高め自分自身の軸となる自尊心を構築します。
母子分離が適切に行われなかった子供は誇大自己から自尊心の構築までの間に問題が生じてしまいます。誇大自己を残したまま自尊心ににたものができますが、それは本当の自分を自分で認めるということが出来ていないので自尊心とは違います。
こうして、自分を誇大に見せる一面がある一方でもろく崩れやすい心を持つ自己愛性人格障害の特徴が形成されてしまいます。
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