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承認の欠落型自己愛性人格障害の子供の頃の育ち方
親の愛情不足による他者への基本的信頼感の欠落
自己愛性人格障害は、他人の気持ちが理解できず、とにかく自分を肯定すること、優位に立つこと、尊敬されることの環境を求めます。他人の気持ちがわからないので、自分に反する考えや否定的な意見などには目くじらを立てて反論し、深い憎しみを抱きます。
これは子供の頃の親の育て方、家庭環境に大きな原因があるのです。夫婦仲の悪さ、父親の不在、母親の愚痴や我慢をさせる、経済的に困難なことを訴えるなどをすることで、幼少期に子供らしい生活を送れなかったことがその後の自己愛性人格障害のもとになります。自分を肯定されて育つことがなく承認の欠落型になってしまうのです。
幼少期に親の愛情を十分感じられない環境で育つことで他者に対する基本的信頼感の欠落から自己愛性人格障害を引き起こす可能性ができ、自己正当化観念にからめとられてしまうのです。
期待にこたえなければ愛されないという恐怖を持ちながら育つ
子供の頃に親の愛情や保護で包み込む育て方をされないと、承認の欠落型自己愛性人格障害になります。親が我が子に必要以上に頼る、例えば家庭環境の悪さの本音を訴える、子供に無理やり家事をやらせるなど、我慢を強要して生活を送ってきた場合に起こりうることなのです。自分の存在やしたことに対する承認欲求は、誰にでもあるものです。
無条件に愛情を経験をしてないことや、努力をしても期待に応えることができないことで、常に期待に応えなければ愛されないという恐怖を持ちながら育ってきてしまうのです。それがのちの自己愛性人格障害へとつながり、人を愛することなく利用価値を見て判断したり、自分が優位に立てないことにいら立ちをぶつけたりすることがあるのです。そして、周りの人たちとのトラブルが頻繁に起こってしまうのです。
幼少期に無限の愛情の欠落と自分を認められることなく育つことで自己愛性人格障害を引き起こすことになります。
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