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過去の過度の称賛が原因で自己愛性人格障害になる?
過度の称賛を浴びると
人間誰しも失敗したくないものです。できれば成功体験だけ積み重ねて生きていたいものです。
こういう思いが強いのは、特に過去に過度の称賛を浴びてきた人です。失敗と挫折を繰り返してきた人はむしろ逆境に強く、時間がかかっても自分自身を強固に作り出していくことができます。
成功体験だけ積み重ねてきて褒められた記憶しかないことが原因で、自己愛性人格障害になってしまうこともあります。自分は特別な人間、優れた人間だと思い込んで、周りの人を見下すこともあります。
本当にその称賛に見合った能力があればまだいいですが、自己愛性人格障害の人は口ばかりで行動が伴わないケースが多いです。過去の称賛の余韻に浸り、今はその栄光を糧にして生きているような状態という人もいます。偉そうな高齢者も、こういうタイプである場合もあります。
新しいことにチャレンジしなくなることも
過度の称賛を受けたことが原因で自己愛性人格障害になると、新しいことにチャレンジしなくなることもあります。頑張りを褒められた場合であれば、また頑張って問題にチャレンジしようと思えるようになりますが、結果だけを褒められてきた人は失敗を非常に恐れます。
もし失敗したら自分の地位が下がってしまうという恐れから、無難なところに逃げます。そのため、昔は素晴らしい栄光を収めた人でも、時が経つにつれて大した人間ではなくなっていくこともあります。
そのギャップを埋めようとして、自己愛性人格障害の人は尊大に振舞って自分を大きく見せようとすることもあります。また、少しでも自分の意見と違うことを言われると攻撃的になることもあります。
過去の栄光にしがみついているために、前進できなくなってしまうことも自己愛性人格障害では起こりやすいです。
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