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自己愛性人格障害となってしまう原因:敏感な気質
敏感な気質が原因になる?
自己愛性人格障害となってしまう原因は主に幼い頃の家庭環境が挙げられているのですが、それに加えて先天性の要因として敏感な気質がポイントになっていると考えられています。
どういうことなのかというと、自己愛性人格障害の人たちの多くは自己愛が強いのに対して自分に対してほとんど自信を持つ事ができずに常に不安を抱えていると言う人が多いです。
そのため自己愛性人格障害の中には自身の価値を他人に求めていると言う傾向が見られる場合があり、そのような人たちは常に他人からの評価を敏感に感じ取っては不安になったり過剰に反応してしまうようになっているのです。
そしてこの敏感さは病気のせいではなく元々本人が持っていた性格であるということがほとんどなので、むしろその性格によって自己愛性人格傷害が引き起こされたと言う可能性もあります。
敏感な気質が原因で自己愛性人格障害になった人への対応
このような人たちはとにかく自尊心を維持するためにほかの人から認められたい・認めて欲しいと言う欲求が非常に高くなっています。そのため相手の欲求を満たすためならば自分から進んで騙されたり利用されてしまう事があるので、それによって周囲がトラブルに巻き込まれてしまうと言う可能性もあります。
対処法としては、自己愛性人格障害の人たちの行動や仕事を認めて自尊心を満たしてあげると言う事です。こうすることによって欲求がエスカレートする事を予防することが出来ますし、安心させる事ができるので自分から利用される事を望まなくなっていきます。
要するに満たされない部分を満たしてやることによって行動がエスカレートしないようにコントロールする事が大切であり、逆にそれを利用して何らかの役割を与えて評価すると言う事も必要になってきます。
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