自己愛性人格障害である犯罪者からの被害を防ぐには

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自己愛性人格障害である犯罪者からの被害を防ぐには

自己愛性人格障害者は一定数いる

自己愛性人格障害者というのは、社会の中に一定数存在するものです。成人するまでそうした人に一度も接したことがないという例は少ないでしょうし、その例に該当する人は幸運な人と言えるでしょう。自己愛性人格障害は生まれつきのものであることが多く、たいていの場合は価値観の違いとして片づけられますが、そうした人が犯罪者となった場合はそうも言っていられなくなります。

 

例えば殺人や傷害をおこなってしまった場合、罪の意識に苦しみ、自ら命を絶つ人もいる一方で、数年おきに殺人を繰り返す犯罪者もいます。自己愛性人格障害者はまさに後者です。反省や罪の意識というものを求めることはできません。

 

そうしたことをするより、無辜の被害者となるのを防ぐ対策をすることです。例えば、無期懲役を実質15年の服役とするのではなく、終身刑とするのもひとつの方法でしょう。

 

人はみな同じ価値観ではない

自己愛性人格障害は精神病ではありません。犯罪者となっても、それを理由に減刑されることはありませんし、責任能力は普通に認められます。普段、社会の中でなんの制約も受けずに過ごしているわけですから当然のことです。

 

自己愛性人格障害者がほんの一握りの稀な存在だとしたら、そうした人と関わり合う事態になるのは、たいへんな不運だということになりますが、意外に数は多く、社会の中に一定数存在し、どの集団にもひとりはいるレベルとも言えます。

 

自己愛性人格障害者からの被害を防ぐには、出会ったら逃げる、ということ以外ないでしょう。例えばそれが隣人だったりしたら、引っ越しをしなくてはならなくなります。無辜の被害者がなぜ費用と手間暇をかけて、という話になりますが、全力で逃げるしか、被害を防ぐ方法はありません。

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