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自己愛性人格障害は、恥や失敗などによる自己愛の傷つきが影響する
自己愛性人格障害の症状が強く出てしまう大きな原因
自己愛性人格障害は、自己愛性パーソナリティ障害とも呼ばれ、その名の通り「自己愛」が強すぎるゆえに様々な症状が現れてしまう心の病です。自分を特別だと思い込み、それが些細なことで揺らいでしまうことによって、周りと上手くコミュニケーションが取れなくなってしまいます。
大きな原因としては、なにかで失敗したり、恥をかいたりすることによって自己愛の傷つきを自覚した時であり、これは学校や職場といった場所だけでなく、時には慣れ親しんだ家庭でも症状が出ることもあります。
家族は本人の症状を認知していることが普通なので問題ありませんが、自己愛性人格障害のことをよく理解していない人の前で症状が出てしまった場合には、コミュニケーションを避けるようになり、それによってまた症状が出るという悪循環に陥ってしまいます。
どのような治療や対策を行うべきか
自己愛性人格障害の治療や対策を行うためには、なんといってもまずはこの疾患を周りに認知させることが重要です。俗にいう「ナルシスト」とよく間違われますが、自己愛が強い結果としてコミュニケーションが取れない、あるいは精神的に衰弱するよう場合には、自己愛性人格障害に該当するといえます。
主に学校のクラスや職場の人々に理解してもらうことにより、本人も多少は悩まずに日常生活を送ることが出来るでしょう。
ここで大切なのは、たとえ恥や失敗などによって自己愛の傷つきが明確になり、各症状が出たとしても、周りの人は指摘したり怒鳴ったりしないことです。要は受け入れが大切であり、自己愛性人格障害の治療や対策の基本となります。もちろん、精神科に通って根本的な治療や対策を行うことも忘れてはなりません。
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