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自己愛性人格障害とアスペルガー症候群の違いとは何があるか
自己愛性人格障害とはどのような症状か
自己愛性人格障害は自己愛性パーソナリティ障害とも呼ばれています。人間関係がうまく築けないことが特徴で、本人も周囲の人も不満がつのり、ストレスがたまります。自分の事しか見えていないだけでなく、理想を求めすぎてしまうので、現実との違いに戸惑うこともあります。人生を勝ち負けとして考えているのも特徴です。
自己愛性人格障害の人の場合、自分だけは特別という意識があり、根拠がない自信があります。馬鹿にされることが嫌で、思い通りにならないとうつ状態になることがあります。自分の事だけを話したり、見栄をはったり、自慢話ばかりすることもあり、学校に理不尽な文句を言うモンスターペアレントやクレーマーもこの部類に入ります。
また、自分のプライドを守るために他の人を陥れる、自分の思い通りになるように他の人を変えようとするといった攻撃的な面もある一方大変傷付きやすく、他の人との関係に不安を感じることもあります。
自己愛性人格障害とアスペルガー症候群の違いとは
アスペルガー症候群も他の人との関係が築きにくく、他の人に興味を示さない特徴があります。ですが、根本的に違うのは自己愛性人格障害は後天性の物に対し、アスペルガー症候群は先天性のことが多いです。
アスペルガー症候群は、脳の機能障害が原因で、コミュニケーション能力や想像する力が弱い、こだわりが強く自分だけのルールが存在する、といったことなどが起こります。一方自己愛性人格障害は、育った環境などの生育歴が関係しており、自我が育ちすぎてしまい、自己を過大評価してしまいます。自分がどのように評価されるのかが気になりますが、アスペルガーの場合は自分のことだけしか興味はありません。
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