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自己愛性人格障害とサイコパスとの違いについて
先天的なものか後天的なものか
自己愛性人格障害とサイコパスの違いは、先天的なものか後天的なものかがあります。
自己愛性人格障害の場合は、母親との関係の問題などの心理的な問題により発症することが多いですが、サイコパスの場合は、脳の扁桃体に遺伝的異常があると考えられています。さらに、罰を記憶していることができないため、何度罰を与えても、同じ問題を何度でも起こすことになります。自分の都合が良いように嘘やはったりも平気で行うことができます。
自己愛性人格障害の場合は、罰を受ければ、理解するため同じ問題を繰り返すことは少なくなります。反省や罪悪感は感じることができるため、対人関係や仕事などは検討して先に進めることもできます。自己愛性人格障害は、完全に良心がないわけではなく、あるけれども使わないということになります。
決定的な違い
両者の決定的な違いは、一人でいられるかどうかです。自己愛性人格障害は、ナルシストとも呼ばれるほど一人でいることが苦手な特徴があり、誰かにかまってもらいたい欲求があります。そのため、一人でいるよりも誰かと一緒にいることを望みます。
対して、サイコパスは、友達がいなくても平気なため、一人暮らしを好みます。また、自分に愛情を抱くかどうかも一つの目安です。自己愛性人格障害の人は、自慢話を好み、とにかく好都合なことは自分のおかげ、不都合なことはすべて他人が悪いという考え方です。他人に対して感情移入することができないため、思いやりもないです。
普通であれば、自分も含め他人にも愛情を抱くことができますが、自己愛性人格障害が自分にしか愛情を抱かない、サイコパスは自分も含めて誰にも愛情を抱かない状態です。
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