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自己愛性人格障害の場合、併発する病気はあるのか
自己愛性人格障害と併発する病気にはなにがあるか
自己愛性人格障害は、他人とうまく関係が築けない障害の事を指します。同じような症状にアスペルガー症候群がありますが、アスペルガーの場合は、脳の機能が原因で起こっており、先天性です。自己愛性人格障害は後天性で、生育環境などが関係しています。
自己愛性人格障害は、自分の事ばかりを考えており、常に自分が中心でいたいと感じています。自分を良く見せるために他人を陥れたり、人を利用してまでも自分の地位を上げようとする反面、周囲の反応に敏感で、変に思われているかも、と傷ついてしまうこともあります。
そのため併発する病気としては、うつ病、過食症や拒食症、パニック障害、睡眠障害、強迫性障害や不安障害があります。自分を良く見せようとして自分を演じることもあり、精神的に疲れることが多いので、うつ病やパニック障害などを引き起こします。また、境界性人格障害や演技性人格障害など人格そのものに障害が出てしまうこともあります。
自己愛性人格障害の治療法とは
パニック障害など様々な病気を併発しないためには、治療を行う必要があります。
治療法には薬物療法と精神療法、行動療法などがあります。精神療法は自分の心と向き合うことが大切で、等身大の自分はどうなんだろうと考えイメージをしていきます。薬物療法は精神療法と併用されることが多く、悩んでいることや辛いことを取り除くようにしています。抗うつ薬や抗不安薬、気分安定薬などが使用されます。
自己愛性人格障害は薬では治すことができません。単なるナルシストではなく、個人個人症状や感じ方が違うため周囲の理解を得るとともに自分をゆっくりと見なおすことが大切になります。
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