スポンサーリンク
自己愛性人格障害の感じ方は「拒否」などその時による
些細な言動に対しての過剰な反応
自己愛性人格障害という障害を抱えた人たちは、周囲の人たちの些細な言動に対して過剰に反応するという特徴があります。こうした特徴はその人自身を苦しめるのは当然の事、周囲の人たちまでも巻き込んで「大きな騒動」を起こしかねないので、十分な注意が必要です。
こうした障害を持つ人たちの感じ方として一つ挙げられるのが、なんてことない指摘の言葉で異様に傷つき、自己の存在をも否定・拒否されたと捉えてしまう点です。
被害妄想とも捉えられるこのような感じ方は、自己愛性人格障害を抱えた人たち特有の不安や恐れからくるもので、このように彼・彼女たちに思わせてしまうと思いもよらぬ事態を招いてしまうことがあります。自分の内側に入り込んでしまうような症状ならばさほど害はありませんが、中には攻撃的な行動に出る人たちもいるからです。
距離を置くこと
自己愛性人格障害を抱えた人たちはナイーブすぎる精神を持っていますから、普通の考えで接していては上手くいきません。このような人たちは感じ方もその時々によって変わりますから、同じ言動をこちらがとっても、感じ方はその日その日によって違う場合がほとんどです。
ある時には「否定された・拒否された」と感じたのに、違う日には「侮辱された・貶された」と感じることもあります。
統一性が無いので、自己愛性人格障害を抱えた人に接するにはある程度の専門的な知識が必要となってしまいます。
中途半端な優しさで接しようとすると変に依存されてしまい、自由な人づきあいが出来なくなってしまう場合もありますから、こういった障害を抱えていそうな人を見かけた場合には一定の距離をおいて付き合うことをおすすめします。
また、家族にこういった人が居る場合には出来るだけ早い段階で専門の医者に診てもらうようにしましょう。
スポンサーリンク