表面的に派手好きな自己愛性人格障害者に適職はあるのか

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表面的に派手好きな自己愛性人格障害者に適職はあるのか

自己愛性人格障害者の特徴

自己愛性人格障害とはいっても、犯罪者特有の病気ではなく、モラルやコミュニケーションに問題を抱えているというレベルなので、彼らも社会生活を営んでいく必要があります。

 

彼らの特徴として「表面的に派手な仕事しかしない」「地味で目立たない仕事や評価されない仕事はやらない」「地道な努力が出来ない」「苦労せずに自分の能力が優れていると思いたいので不正に他人を貶める」「他人の業績を奪う」などが上げられます。

 

他人の話を聞かず、他者と共感することも出来ないので人と一緒に仕事をしていくことは難しいといえます。

 

ただし自覚があってこうした症状を隠そうとして話を聞いているふりをしたり、自分を価値のない人間であると言ってみたり、謙虚さや同情を見せる場合もあります。自己愛性人格障害者に適職はあるのでしょうか。

 

自己愛性人格障害者の適職について考える

上述のような理由で、自己愛性人格者にはモラルがなく、極端にコミュニケーション能力に問題を抱えているため、適職を見つけるのは難しくなってきます。

 

アメリカではサイコパスとともに経営者や弁護士、アナリストなど社会的地位の高い仕事につくこともありますが、特に日本のように「和」や「空気を読む」ことが大切とされる社会では、就職できたとしても嫌われる存在になることがほとんどです。ただし、必ずしも知能が低いわけではなく他人を貶めることも平気なので、自分の好む表面的に派手な仕事では一時的に成功を収めることがあります。

 

「芸能人になって目立ちたい」などという欲求をもつ人も多いのですが、一度壁にぶち当たってしまったり、自分の現時点での能力の低さをまざまざと見なければならない局面に当たったりすると、一切の努力を放棄してしまう傾向も強いといえます。

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