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家庭生活を崩壊させる自己愛性人格障害は早めに医療機関への相談を
平穏な家庭生活を脅かす自己愛性人格障害
インターネットの普及と流通網の発達により、人は外に出なくても生活ができるようになってきました。暮らしは豊かになり、より贅沢で便利なものを求める時代に生まれた、負の副産物があります。それが心の病です。自由な時間は目的をもってやることがあれば充実したものになります。
しかし、宙ぶらりの状態で自由を与えられると、ただひたすらに悩む時間だけが増幅し、ネガティブな人は根拠もないのに自分を責めてしまいます。かつてはそうした引っ込み思案の心の病が蔓延し、引きこもりやニートなどの社会問題となりました。
うつ病は、立派な病気として認定されるようになり、然るべき医療機関での治療が必要となっています。
ところが昨今、この心の病に新たなケースが見られるようになりました。それが自己愛性人格障害です。
自己愛性人格性障害の恐ろしさ
引きこもりやニートなどの、うつ病に起因した行動パターンは、本人が根に持つコンプレックスに触れさえしなければ普段は大人しいものです。だからといって健全な生活とは言えませんが、比較的周囲の人達はそれなりの対処をとることができます。
ところが近年新たに増え始めた自己愛性人格障害は時に暴力的な行動に出るため、家庭生活を崩壊させてしまう恐れがあります。
自己愛性人格障害は、根拠のない自信から自分を異常なまで甘やかす精神状態です。自己肯定感が激しいため、自分の行動を少しでも否定されるようなことがあると、侮辱されたと勘違いして暴れてしまいます。
家庭生活の中だけに収まればまだ良いですが、社会に出てその症状が出ると大きな犯罪につながる恐れがあります。然るべき医療機関に相談することで、健全な精神状態を取り戻すことができるよう、周囲のサポートが必要です。
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