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他者に対する傲慢な態度は自己愛性人格障害の症状の一つ
基本的に障害とはハンディキャップになるが、例外も存在する
自己愛性人格障害の方々は傲慢な態度を周囲に対して取る事が多いです。
そのため、学校や職場ではトラブルメーカーになりがちです。しかし、一方で社交術に長けた自己愛性人格障害の人々もいます。自己評価の最大化を図るためには、人と揉めるよりもむしろ環境に適応した方が有利だ、そう学習する人々もいます。ただ、自己愛性人格障害の環境適応とは、普通の人々のそれとは違います。
あくまで自分の評価を最大限アップさせるために、いわゆる優等生の仮面を被るだけです。
自己愛性人格障害の人々は他人の評価を執拗に気にするため、むしろ学業やスポーツの成績などは抜群に良かったりします。また異性からもモテる等、まさに絵に描いたような優等生に見えますが、その人格障害の症状である傲慢な態度が下地にあるため、本心では常に他人に対して上から目線な状態です。
トップになるまでは優等生を演じられるが、その一方で
優等生の仮面を被る事に長けた自己愛性人格障害の人々は社会の中で、重要なポジションに就く事が多くなります。組織のリーダーになる事も少なくありません。
出世欲や名誉欲が人一倍強いのが自己愛性人格障害の症状でもあり、自己愛を満たすために、善人を演じきって企業のトップに上り詰めたり、政財界で一目置かれる存在になる等、自己愛性人格障害を抱える人々の中には、社会的に成功を収める人々も沢山います。
ただ、原動力があくまで自己愛を満たす動機ですので、表面的には完璧に善人を演じきっても、何かの拍子で根底にある自己愛性人格障害特有の傲慢な態度が露わになります。
また経営者や組織のトップになる事には得意でも、そういった人格障害の人々はマネージメント能力に欠けており、組織内部の部下や同僚に対しては平気で傲慢な態度を見せる事も多く、トップになるまでは優等生タイプだったのに、地位の向上と反比例して、態度の悪さが目立つ傾向があります。
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