自己愛性人格障害に見られる症状:傲慢な行動

スポンサーリンク

自己愛性人格障害に見られる症状:傲慢な行動

傲慢な行動

自己愛性人格障害と診断された人たちには特徴的な症状がいくつかあり、その根本にあるものとして言われているのが強い自己愛とそれに反比例した自信のなさだとされています。それらを顕著に表した行動として言われているのが傲慢な行動で、簡単に言ってしまえば自分の事を王様などの頂点のような存在だと認識して他人をこき下ろすような言動や行動を取ります。

 

これは自分が特別な存在だと認識してしまっている部分から派生する行動だとされていて、他人は自分のために行動する事が当たり前だと考えているためにそのような言動や行動を取ってしまいます。

 

ただし本人は特別な存在と言うわけでもないですし他人をこき下ろせるほどの権力や実力を伴っていない事がほとんどなので、結果的に周囲の反発を生んでしまってトラブルを起こしてしまう事が多いです。

 

傲慢な行動が多い自己愛性人格障害への対応

傲慢な行動が自己愛性人格障害の症状だと認識していても、そのターゲットになってしまった人にとっては非常にストレスとなりやすいです。だからと言って相手の態度を全て受容してしまうと自分の心が病んでしまいますし、自己愛性人格障害の人にとっても依存できる相手だと認識されてしまうので余計に状態が悪化してしまうと言う可能性もあります。

 

そのためこのような症状を持っている自己愛性人格障害への対処法としては、相手の要求を全て飲まないようにするということがポイントになっています。対応も曖昧な表現にするのではなくはっきりと承諾しない事を伝える必要がありますが、こうすることによって相手との関係が固定する事を予防することが出来ます。

 

注意点としてはあまりすべての要求を断ってしまうと敵として認識されてしまうので、ある程度要求を飲みながら少しずつ断る回数を増やしていくなどのテクニックが必要になっています。

スポンサーリンク