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自己愛性人格障害の特徴と恋愛について
自己愛性人格障害の特徴
自己愛性人格障害は、他人に共感できないため周囲との摩擦を起こしやすいパーソナリティ障害です。
他人の事を思いやれず自分だけしか見えないので、人間関係にトラブルが起きやすいです。いつも自分の事ばかりで、他者を本当の意味で愛することが出来ません。他者が自分と同じように様々な感情や考え方を持つ人間であることを認めることができません。
そのため職場や家庭でも人とぶつかってばかりになります。本人も常に不満がありますが、周囲の人たちに相当なストレスを与える存在になりがちなのです。人間関係がうまくいかなくても、なぜそうなったのか理解することが出来ない場合が多いのです。
自己愛性人格障害の恋愛においての特徴
こうした特徴がある自己愛性人格障害の人は、恋愛においても同じです。恋人の条件として、自分より格下で言いなりになる人を選びます。とにかく自分が優位に立てるようにします。そして、心底愛情を抱くことはないので長続きしません。
また、極端に言えば相手を性処理の道具にみます。恋愛をゲーム感覚でするので、性的なゲームで異性との性交にふけることが多いです。自分の快楽的欲求と性的欲望を満足させるのです。そこに愛情は存在しません。
自己愛性人格障害の人との上手な付き合い方
まずは、異議を唱えたり、批判したり、悪い点を指摘することをしないようにします。冗談だとしても、良かれと思っていても、その人からするとプライドを傷つけられたと捉え、強い怒りを持たれてしまうことになります。それが攻撃や排除の対象になってしまうことにつながるのです。
次に、その人に対してその人の長所を認めることです。その人が普段見せている姿で良いところ、その人がプライドを持っている部分を褒めるのです。もちろん的外れの部分を褒めることはしないようにします。そうすることで、相手が自分を認め、攻撃の対象にならずに済むのです。
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