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自己愛性人格障害の人を恋人にした場合の関係性の傾向
自己愛性人格障害の人と付き合うと互いを思いやるという関係の構築は難しい
自己愛性人格障害の人と彼氏彼女の関係になった場合、どういったことになるのでしょうか。まず、恋人という関係性に、お互いを敬う、お互いに思いやりを持つといったことを期待している場合、ほぼ確実に裏切られることになるでしょう。
というのは、自己愛性人格障害の人にとって、もっとも大事にすべきなのは自分という傾向があるからです。なので、今、自分はそれどころではない、あるいは気乗りがしないといった理由で約束をすっぽかしたり、あるいは相手の誕生日などを無視したりということは珍しくありません。
そのことを非難した場合、表面的には反省するかもしれませんが、「気乗りしないとメールすべきだった」などといって謝るなど、反省のポイントがずれている可能性が高いです。恋人だからといって、なぜ自分の行動を縛ってくるんだと責めてくることもあります。
言うことにすべて従うような対応を求められる
また、相手が自分の考えに応じないことを極端に嫌がります。たとえば、デートする日とデートコースを決めて、そのことを恋人に伝えたとき、その日は都合が悪いので無理だとか、別のところに行きたいといわれると、確実に不機嫌になります。もし、逆のパターン、つまり恋人の方から「この日にデートしたい」「ここに行きたい」といわれたときは、平気で拒絶したり、反対するにもかかわらずです。
自己愛性人格障害の人は、自分が考えたシナリオが最善であり、それ以外の計画はすべて劣っていると考える傾向にあるので、機嫌を損ねないようにするためには、相手が言い出したときにすべて笑顔で応じるしかないでしょう。なので、関係性としては対等ではなく、自己愛性人格障害の人に心酔するような形にならないと、穏便に関係を継続していくことは難しいです。
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