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自己愛性人格障害同士の恋愛の危険性
自己愛性人格障害同士はなぜ恋愛が始まるか
自己愛性人格障害を持つ原因は、はっきりとは分かっていませんが、幼少期の家庭環境にあるのではないかと言われています。母親から溺愛して育てられたことが原因で、発症するのではないかと書かれている文献もあります。
家庭環境が似ているもの同士はやはり惹かれあうことはよくあり、性格も似ている部分が多いため、共感しあうことも多く、結び付き合いやすいのではないでしょうか。
ゆがんだ家庭環境に育った可能性が高く、自分のことがとてつもなく偉い人であるという認識がお互いにあるため、お互いに傷つけあいながら、求めあいます。傷つけあっては離れ、でも、やはりお互いを求めてしあう関係を続けてしまいます。本人たちはとても刺激的な恋愛をしている実感を持つでしょうが、周りから彼らを見ていると異様に見えます。
自己愛性人格障害同士の恋愛はどのように危険か
自己愛性人格障害を持つものはとてもゆがんだ考えを持っています。自分はとても偉く、周りの人とは違うと思っています。周りから、プライドを傷つけられるようなことが許せず、相手をとことん攻撃します。穏やかな人間関係を続けることが難しいため、友人があまりいません。
想像する自分と現実の自分のギャップがとても大きいため、傷つくことが多々あります。そんなもの同士が、傷をなめあうように恋愛を始めますので、共依存の関係となります。お互い自分がいないと相手がだめになると思い、助け合おうとしますが、結局、感情的にお互いを傷つけあい、不安定な状態が続きます。
ゆがんだ共依存の関係は不健康ですので、お互い離れた方が賢明でしょう。ただ、自己愛性人格障害を含む人格障害は年齢とともに、治っていく場合も多々ありますので、最終的にはお互いの障害が解消されていき、穏やかな関係を持つ日がくることもあるかもしれません。
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