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自己愛性人格障害の人は親から子は無条件に愛されないと思っている
親の愛情の影響
小さい頃に親からしっかり愛情を受け取った人は、大人になってからも周りの人の愛情を感じて生きることができます。しかし、小さい頃に虐待を受けたり、両親の離婚などで十分な愛情が受けられないと、子は無条件に愛されないという考えが根付いてしまうこともあります。
こういう人は自己愛性人格障害になりやすいです。自己愛性人格障害は常に愛を求めていますが、愛されたとしてもそれが永遠に続くという確信が持てません。自分から無理やり取りに行かないと愛情は受け取れないと思っているので、周りに過剰に愛を求めて鬱陶しがられてしまうこともあります。
また、自信が持てなくて傲慢になったり、愛してくれない相手を攻撃することもあります。子は無条件に愛されないという悲しいトラウマを持ってしまったことで、自己愛性人格障害の人格が形成されているのです。
子供が自己愛性人格障害になる可能性
子は無条件に愛されないという考え方で親が子供を育ててしまうと、自己愛性人格障害にさせてしまう可能性があります。子供は無条件に愛されることで、どんなに辛い時でも誰かから愛されているという自信を持って自分を保って入られます。
しかし、幼少期にその基盤がしっかり出来上がっていないと、大人になってから過剰に周りからの愛を求めてしまうことになります。これを防ぐためには、幼少期には愛情を注いであげることが大切です。
共働きで忙しくて時間がないという親でも、短時間でも抱きしめてあげたり、話を聞いてあげるというスキンシップをとることで、深い愛情を与えることができます。愛情の深さは時間だけではありません。もし十分な時間が取れないならば、短い時間でもその子のことを第一に考えているという証拠を見せるようにしましょう。
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