自己愛性人格障害を持つ親の特徴:子供に期待しすぎる

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自己愛性人格障害を持つ親の特徴:子供に期待しすぎる

自己愛性人格障害を持つ親の期待とは

親が子どもに対して成績などを期待することはある程度当然だと思われていますが、自己愛性人格障害の場合はそれが過剰であると言う特徴を持っています。どういうことなのかというと子供に希望を寄せるあまり甘やかしてしまったり賞賛ばかりするのですが、子供がそれに答えられないと逆に失望してしまったり激昂するなど結果によって非常に大きく態度が変わってしまいます。

 

これは子どもを自分の道具と認識しているからこその行動であり、子どもが自分の思い通りになれば優しく愛情を注ぐ事ができるのですがそうではなかった場合は愛情を与える事ができません。つまり子どもに対して無条件に愛情を注ぐことが出来ないため、ただただ自分の思い通りになるのかどうかによってその価値を判断してしまうようになります。

 

期待を寄せられた子どもの反応

自己愛性人格障害の親を持つ子どもは一般的な子どもよりも親や他人の言動に関して洞察力が優れており、敏感に反応してしまうと言う傾向があります。これは過剰に寄せられている期待に対して自分が答えられているのかどうか・捨てられたりしないかどうかなどの不安の意識の表れであり、常に周囲の言動に左右されてしまうようになります。

 

その結果自分が成果を出さなければ愛してもらえないという意識を持つようになってしまうため、最終的には子どもも自己愛性人格障害を起こしてしまう可能性が高くなっています。ですが世間ではそのような子どもは反抗も我侭も言わない「いい子」として認識されてしまうため異常だと気づかれにくく、世間に評価されることによってますます子どもが追い詰められてしまうと言う悪循環を生み出してしまうとされています。

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