他人の反応に鈍感な無関心型自己愛性人格障害とは

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他人の反応に鈍感な無関心型自己愛性人格障害とは

無関心型と過敏型

自己愛性人格障害には、他人の反応に鈍感で、自分に夢中であるというような無関心タイプと、ほかの人の反応に敏感で、自分よりほかの人に注意を向ける。

 

注目の的になることを避けるといった敏感型があります。

 

自己愛性人格障害とは、ありのままの自分を愛することができず、現実離れした理想の自分を認識するという傾向があり、女性よりも男性に多いパーソナリティ障害でもあります。

 

自己愛性人格障害は、他人からみると現実離れしたような話しであっても、当たり前のように語ったり、さまざまな場面で特別な自分というのが存在しています。

 

無関心タイプは、周囲から見ると、傲慢なほどに自信に満ちあふれていて、批判されると攻撃的になってしまいますが、自分が傷ついているということには気づいていません。

 

一方、過敏型は、自分が傷つかないために他人の顔色を読みとり、傷つきやすさを自覚しているという違いがあります。

 

自己愛性人格障害の特徴

無関心型の人は、社会的な成功を強く望み、カリスマ的な人気をはくす可能性があり、未開拓の分野に突き進む適正を持っているといえます。

 

鈍感で自分が傷ついていることに自覚がなく、ありのままの自分自身を受け入れることができないという問題点をかかえているのが特徴となっています。

 

軽度な状態であっても、根底にはありのままの自分自身を受け入れることができないという問題を解決することが、治療の基本となっています。

 

無関心型の特徴は、他人への接し方が高圧的で、他人を使って自分をよく見せるため、パワハラの加害者になる傾向があり、他人の反応には無関心なので、本当は自分がどう見られているかなどは考えない自己陶酔する傾向があります。

 

そのため、接し方は、距離をおいてなるべく関わらないことがベストだといえます。

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