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無関心型の自己愛性人格障害の特徴:自分に夢中になる
自分に夢中
自己愛性人格障害にはいくつかの種類があるのですが、そのひとつに「無関心型」と呼ばれているものがあります。これは無自覚型とも呼ばれていて自分が世界の中心でもあるかのような態度や言動が見られるという特徴を持った種類で、代表的な傾向として言われているのが自分に対しての出来事や世界にのみ夢中になってしまうというものです。
そのため学校や職場でも自分の事のみに関心が向いてしまうので周囲に関して完全に意識が向かず、まるで他人を無視しているような行動を取ってしまいます。このため見かけ上は他人の言葉や態度で傷ついていると言う様子が見られないため反応が鈍感に見えるのですが、本人が自覚していないだけで傷ついている事もありそれが結果的に攻撃性などのほかの症状に移行してしまうスイッチになる事もあります。
無関心型の自己愛性人格障害への対応
無関心型の場合はとにかく自分に夢中になってしまっているため、無理にその世界から現実に戻そうと現実的な事を指摘しても逆に攻撃されてしまったり反応することなく無視されてしまうと言う事があります。だからと言って批判や悪口はどのような自己愛性人格障害でも症状を悪化させてしまう原因になっているため、これらの行動は厳禁です。
それを踏まえた自分に夢中になっているタイプへの対応としては、無理に現実に引き戻すのではなくその世界観を維持させながら距離を置くと言うものになります。そうすることによってお互いを傷つけずに対応する事ができるようになっていますし、他の症状を併発している場合でも同じように対応する事で相手を刺激せずに過ごすことが出来ます。
特にこのタイプは相手の反応に無頓着なので、無理に反応しないようにすると言うところが大切だとされています。
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